黄金色

　　あらすじ

花岡雅之はイースト銀行茅場支店の支店長。やむなく行った不正融資で、東京地検特捜部・内田の家宅捜索を受ける。いつ逮捕かと青ざめる花岡家に、翌日夜、内田が訪ねてくる。
「今日はプライベートで来ました。」
訝る花岡家の面々、妻・睦子、長女・智子、長男・一也、祖母八重。
内田は離婚した時、娘香が残ってくれたが、多忙で結局家を出てしまったことを語る。
その香と花岡家の長男がツーショットで移った写真を家宅捜索で見つけ、
「これ以上娘に嫌われたくない。娘・香と花岡さんの長男・一也君が恋人同士なら、花岡さんを逮捕しません」と切り出す。
「恋人です！」思わず叫んでしまう妻・睦子。頷く雅之。
果たして香と一也は恋人なのか？もし違ったら、恋人にしちゃいなさいとゴリ押しする智子。
しかたなく香に会う一也。
てんやわんやの騒動の中で、
それぞれの持つ心の葛藤が白日の下にさらされていく。
そして、花岡家と、内田家の人々の出した結論とは？
祖母八重の「悪いことの後には、きっと良いことも待っている」の言葉が希望を灯す。

キャスト　花岡雅之　　鈴木　均
　　　　　　　　　睦子　　佐次靖子
　　　　　　　　　智子　　辻　享子
　　　　　　　　　一也　　山本涼平
　　　　　　　　　八重　　鈴木道子

　　　　　　内田隆志　　渡邉　強
　　　　　　　　　香　　　加山　ユゥ
　　　　　　事務官　　　佐次和弘
　　　　　　　　　　　　　羽根田千尋
　　　　　　　　　　　　　勝又　優

スタッフ　　演出　　佐次和弘
　　　　　　　照明　　山口昌信
　　　　　　　音響　　鈴木　均
　　　　　　　　　　　　山口直樹
　　　　　　　大道具　片山洋一
　　　　　　　　　　　　若林高至
　　　　　　　　　　　　杉山一祥
　　　　　　　衣装・メイク
　　　　　　　　　　　　片山悦子
　　　　　　　　　　　　水橋和子
　　　　　　　制作　　片山あゆみ
　　　　　　　　　　　　井村奈緒美
　　　　　　　　　　　　渡邉尚子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　