2010年公演 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

2010年 8月28日(土)18:30〜
     8月29日(日)14:00〜
場所:コミュニティながいずみ

スタッフ


演出     佐次和弘
舞台監督  井村奈緒美
音楽監督  渡辺 強
バンド指導 鈴木健児
照明     荻島千晴
        渡辺 強
音響     鈴木 均
大道具   片山洋一
        若林高至
        杉山和祥
小道具   山口みどり
衣装・メイク 柿島恵里子
        片山悦子
制作     福田由美子
        荻野浩樹
        片山あゆみ
        片山 優
        水橋和子
        水橋義明
        中山まゆみ
        羽根田千尋
協力     スタジオ ギグ

キャスト



井口美恵子(ギター)    鈴木享子
   幸輔(夫)        佐次和弘
   真人(息子)      植松勇貴
友坂かおり(キーボード)  佐次靖子
立花雪見(ドラム)      渡辺尚子
   今日子         池田瑞希
広田新子(ベース)      鈴木道子
  夫             片山洋一
勝田芳彦(コンビニ社長) 山口昌信
石川孝博           遠藤友哉
コンビニの客         鈴木拓磨
音楽教師/菊田     (土)福田由美子
              (日)井村奈緒美

原作:五十嵐貴久「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」(双葉社刊)
協力:共同テレビジョン
脚本:佐次靖子/演出:佐次和弘

ロックに関してはズブの素人以下の女優たちが、ロックバンドを結成して舞台上で生バンドをやるという無茶なお話に挑戦した、2010年。楽器の練習・箱を使った構成舞台・生演奏と幾多の困難を乗り越え、舞台化に成功。意外にも年配の夏組ファンからも「いつもと違って、変ったお話で楽しかった。たまにはこういうのも、いいわねえ」と好評だった。

2009年の静岡県芸術祭で、芸術祭賞を頂いたので、今回は招待公演。
審査員の講評の中に、「美恵子が「何度だって失敗していいんだ、ばっかやろー!!」と叫ぶシーンでは不覚にも涙がこぼれてしまった。」とあって、うれしいかぎりだった。

私たち夏組が、初めて静岡県の舞台情報誌『舞台芸術』の表紙になった!

ものがたり

1995年、それは暗い幕開けだった。1月の阪神・淡路大震災、3月のオウム真理教地下鉄サリン事件。
そして、ムスコの真人が受験に失敗して、中学浪人になってしまったのだ。
私、井口美恵子、44歳。今まで平凡で大きな問題もなく、それなりに幸せな家庭を築いてきたつもりだったのに、気づいてみてば、夫とは会話もなく、子供は部屋にこもりっきりでロクに返事もしない。
しかも腐れ縁の幼なじみ、かおりの借金を肩代わりしたために、コンビニで働くはめに・・・・。そこから私の生活は、大きく変ってしまった。

 かおり「決めた! 私たち、バンドやろう!!」

はぁ?寝ぼけてるの?私たち40代のただの主婦だよ?

元気なおばさんたちの青春狂想曲は不協和音の連続。・・・そして・・・
たっぷり笑えて、じんわり泣ける、日本一素敵な家族のお話!感動のラストシーンをお楽しみに!


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